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エルフに転生した元剣聖の感想とネタバレ「戦国武士が転生→大暴れ」

2021年6月1日に

角川スニーカー文庫より発売された

エルフに転生した元剣聖、レベル1から剣を極める

これ、今年、暫定で1番面白いラノベです。

主人公の名前までは作品で語られることはありません。

ただ、薩摩出身で「東郷藤兵衛重位」を知っていて、

示現流の心得がある人物で、無敗の強者ということです。

そして、引退して余生を過ごしていたある日、

老衰で倒れて「我に今一度の生を!」と天に叫ぶと、

 「いいでしょう。その願い叶えてあげましょう」

と突然、自分に語りかける声が聞こえます。

願ってもいなかった奇跡に驚きつつも

元剣聖は愛剣と共に異世界へ行くことを決めると

「剣を持ち込む代償で自分の名前に関する記憶を失う」という

条件を飲み込んで、異世界へと旅立つのでした。

技が効かないステイタスのルール【エルフに転生した元剣聖:感想】

転生と言っても、元剣聖さんの転生は

「自殺した青年エルフの身体に魂が入る」状態です。

原因は、オネーさんに一目惚れしてついて行ったら

実は半グレグループのメンバーでした。

裏の顔を知った青年エルフに刺客を送り込んで

自殺に追いやった結果、何もかもに絶望して自殺しました。

そして、剣聖のターンが始まります。

まだ成長途中の身体で、無謀にも格上の3人組の刺客を

飼い「虎」の虎丸と一緒に、斬り倒します。

異世界に持ち込んだ愛刀は、最初にレベル1の状態では

相手の何もない腕に弾かれて、歯が立たないと分かると

飼い「虎」に斬り込ませて、追撃を加えて、絶命させます。

どうやら異世界にはレベル差によって

本来なら切れるはずも弾かれてしまいます。

そんなハンデをモノともせずに

刺客を討ち取ったのは、

「死を恐れずに勝利にこだわる武士の鏡」

そんな現代にはない武士道の精神は

読んでて面白いなと引き込まれました。

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士道でなく邪の道【エルフに転生した元剣聖:感想】

https://twitter.com/kadokawasneaker/status/1399950155856547841?s=21

「剣の理法の修練による人間形成の道である」

と、書かれているのは剣道の昇段審査に使われる冊子からです。

武士道とは、「人間が人間に至るための道筋である」とも言えます。

騙し打ちや闇討ちはもってのほかで、

武士ならば正面から正々堂々と勝負を挑むモノです。

ただ、この「エルフに転生した元剣聖」のラノベでは、

「何でも構わないから剣の道を極めさせてくれ!」

と言っちゃっています。

結果的に、異世界で混沌の時代に送り込まれて

戦国の生き様で立ち回っていきます。

おい、武士道はどこにやった!?

と、突っ込みたいとことです。

エルフの異世界は、世紀末のような暴力=レベルが支配する世界で、

3人を切り倒してレベル9になった元剣聖のハークは

ガンガン格上にも突っかかっていきます。

剣技では勝ててもステータスとレベルがすべてを物語る世界では

どこもまで無茶が通用するのか。

そして、運命は最強種ドラゴンと

戦う機会を元剣聖に与えます。

発想が病気的なのが武士【エルフに転生した元剣聖:感想】

立ち寄った都市であるソーディアンに

暴走するドラゴンの襲来で逃げ惑う人たちの

時間稼ぎのために1匹と1人は

ドラゴンと戦います。

飼い虎の虎丸によると

「レベルは最低でも75以上」と

鑑定眼を持っても測りきれません。

そんなムチャにも関わらず、

周りを巻き込んだ元剣聖ハークは

最後、自分にドラゴンを引きつけて

大博打に出ます。

愛刀と自分の剣技、エルフの身体で

ドラゴンの喉笛に切り込みます。

しかし、無常にもレベル差で

切り落とせないドラゴンの首、

再び口を開き攻撃しようとする様は

脳裏に「死」を連想させます。

それと同時に、ドラゴンの身体は爆発して

地面に倒れます。

その後に残ったドラゴンの残滓によると

レベルは100の相手をレベル9の元剣聖ハークが

打ち倒してしまったのです。

第1巻では、その後の処理までで終わります。

ドラゴンを倒した元剣聖ハークの

今のレベルは不明のままで、

色々と気になるところはありますが

終わってしまいます。

こんな人にエルフに転生した元剣聖はおすすめ!

・戦国の武士×転生ラノベを読みたい人
・面白すぎて2日で読み切れるラノベを探してる人
・現代人の異世界転生ラノベに飽きた人

最近のラノベはだいたい4~5日かかるのですが

約2日で読み切りました。

ストーリーもしっかりしていて

気になるのは元剣聖ハークの

「なぜ剣聖になったのか」という過去です。

第2巻以降で彼の過去について

・出生
・武士になるまで
・数多の剣士との斬り合い

この過去についても語られれば

間違いなくヒットするでしょう。

まだドラゴンを叩き切るにいたる

剣聖時代からのストーリーが薄いなと

第1巻を読んで疑問が残りました。

ただ、

今年1番で面白いラノベ」と断言します。

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https://twitter.com/zebelln0625/status/1404243580521127937?s=21

  • この記事を書いた人

ぜべるん

名古屋の郊外で働く介護士4年目です。 将棋の藤井くんと同じ瀬戸市の育ち。 当ブログでは読んだ本の書評や感想を主に記事に書いています。 Apple信者でMacbookPro、iPad、iPhone、AppleWatcheSE揃えてます。 イラストは地道に勉強しています。 3度の飯よりブラックコーヒー好き☕️

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