自己啓発本 読書

もしも一年後この世にいないとしたら【書評】

僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。

生きるためだんだ。

アンドレ・マルロー(フランスの作家)

この書籍を紹介する前に少し身の上話を。

表紙を見て私はこの本を手に取った。

この記事を読んでいる方は

ある女性

え?自分が死ぬなんてことはありえないでしょ!

と考えてるよね。

その常識をブチ壊す本を紹介するよ。

今回紹介するのは、がん研究の最前線で活躍する方が書かれた本。

そして、今の私は介護職だ。

ぜべるん

介護の「最終的な役割」って知ってる?

介護職=看取り

要するにいつ亡くなってもいい方々を相手に仕事をしている。

何か呼ばれた気がしたのでこの本を手に取った。

「もしも一年後この世にいないとしたら」参考になったトコ

「いつかはやりたい」と思っていることがあったとしても、人生には期限があることを意識しないで「そのうちやればいいや」と先延ばしにしている--(中略)--いつ始めたらよいのか、機会をしっかりとうかがって準備されることをお勧めします。

もしも一年後、この世にいないとしたら

この文面は本書の冒頭で「お勧めします」と出てくる。

本書を読み進めるうちにこの文面の帯びる効力が高まっていくから怖い。

今の時代に、仕事に精を出して働いていくうちに

ある女性

ほんとうに「やりたいこと」って何だっけ?

↑こう考えて仕事している人が多すぎるのが問題。

日本人の勤勉で「他人と同調することこそが正しい」性格が作り出した

ある男性

「わたしは〇〇でなければならない」

要するに「must」思考は自分を押し殺す道具。

本書で紹介される「がん患者」さんには

・20代でがんにかかって「どうして自分は生きられないんだ」と悲観した人の話…
・子育て中の母親ががんにかかって学生の子供を残したまま…

他にも出てきますが、自分に置き換えると

めちゃくちゃ怖くなってくる。

なり振り構ってる場合じゃねえ!

ぜべるん

そう自分の生きてきた今までを否定して、振り返るキッカケになるよ!

「もしも一年後この世にいないとしたら」よく分からないトコ

読んでるとね、こっちまで煽られてる感覚になる。

いざ自分よりも若くて死期が早い人と対面したらどう対応するのか。

私の身内には、本来いたはずの弟が先に亡くなって、家族で一緒に考え込んだ時期があった。

若くして誰よりも早く亡くなる尊さとは何だろうか。

そんな私の死生観を語れば

人はいずれ死ぬだから、それまでに何ができるか、見定めること。(激ムズ)

ぜべるん

死ぬまでに逆算しろってこと。

逆算するまでにその式や中身が分かっていれば何も問題ない。

でも、私たちの人生、「その式や中身」が分からないことが問題だ。

書籍ではがんセンターで務めるリアルな経験で書かれていて、求められるのは一言で

「あなたの人生とは何か?」

ぜべるん

仮に私が「がん」になっても、同じように分かんないよ(今もそうだ)

そんなん分かったら苦労しないよって話。

急な体調不良から「あなたタイムリミットは残り〇〇」と言われても

心構えなんて誰にもできないから。

明日は我が身…

こんな映画のような最期だったらいいなぁ。

真逆の性格の2人が意気投合して、豪快に遊びまわるの面白いのでオススメ!

ぜべるん

今までの人生は退屈だったけど、終わり良ければすべてヨシッ!って作品!

「一年後に自分が亡くなるなら」という考え方がタメになった

タイトルの引用

もしも一年後、この世にいないとしたら

もしも一年後、この世にいないとしたら
ぜべるん

やりたいこと「やって死のう!」

やりたいことは「やりたいうちにやろう!」

と言うのは簡単よねぇ。

私も介護の仕事で入居者さんと話していると

「こうなる前に見たいものは全部見なきゃいかんよ」(当時84歳:車イス生活のおじいさん)

趣味のバイクの話をしていると、毎度うらやましそうに「昔はマツダのオープンカーで俺も回ったなぁ🤔」と。

人はいざ自分の身にならないと

ある男性

なんであの時にやらなかったんだ。。。

そう後悔することってないよね。

ぜべるん

私も「なんで大学生のときにバイトじゃなく色んな勉強しなかったんだ」と考えるときはある。

人間の欲は尽きない。自分の未来を想定、逆算して、行動することが後悔しない選択、後悔しない人生を遅れるポイントではないだろうか。

こんな人におすすめです

もしも一年後、この世にいないとしたら

・ぼんやりと生きている自分に嫌気が刺してる人
・誰かの死を身近に感じられず「死ぬわけないじゃん」と思ってる人
・自分の「〇〇したい!」を見つけるヒントが欲しい人

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  • この記事を書いた人

ぜべるん

名古屋の郊外で働く介護士4年目です。 将棋の藤井くんと同じ瀬戸市の育ち。 当ブログでは読んだ本の書評や感想を主に記事に書いています。 Apple信者でMacbookPro、iPad、iPhone、AppleWatcheSE揃えてます。 イラストは地道に勉強しています。 3度の飯よりブラックコーヒー好き☕️

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