
「背景の仕事を取るためにはどうすれば?」
「大まかな背景仕事のワークフローを知りたい!」
「プロのゲームデザインから背景を学びたい!」
こういったお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では
・ファイナルファンタジーシリーズ
・聖剣伝説シリーズ
などのデザイナー/リードアーティストの
R.E.C先生の著作
「仕事につながる背景の描き方」の
評判レビューを書いています。
仕事につながる背景の描き方のよかったとこ

ストレートに
背景をこれから描きたい
「背景」の初心者さんには
おもしろい内容になっています。
「基礎から学んで~」と書かれている通り
・使用ソフトの説明
・ショートカット機能
・上手な線の引き方
など
細かく解説されています。
また背景における絶対的なルール、
コントラスト(明暗さ)での立体感を
しっかり出すことも解説されています。
他にも背景に使われる構図や
空白の使い方、ラフを描くポイントなど
「どうしてそうするのか?」が
分かりやすいなと感じました。
あと表紙の背景イラストの
メイキング動画や
使われた素材やブラシがダウンロードできるので
R.E.C先生の風景絵をマネしたいなら
買うのもアリです。
\購入はこちら/
仕事につながる背景の描き方の分からないとこ

ストレートに
イラスト中級者以上に向けです。
前半は基礎的なことから
背景のメイキングについて書かれています。
中盤で
・ゲーム開発の仕組み
・ゲームデザイナーのワークフロー
・コンセプトアート作成
・人物やモンスターのデザインetc
R.E.C先生はファイナルファンタジーの
キャラデザインなどされているので
実際のお仕事での様子を
書かれているだと思います。
細かすぎてワケが分からないです。
もう一つ、
カンタンに描ける背景メイキングとか
仕事にするまでの絵の練習方法、
日々のインプットの方法など
基礎というか
R.E.C先生の頭の中をもっと
見せてほしかったです。
どの章も簡潔にまとまっていて
読みやすく編集されていますが
ラーメンで言うと
あっさり塩ラーメンみたいな感じです。
「あ~!プロってこうやってるんだ!」という
発見がほとんどなかったです。
後半からは「仕事を取るための~」と
始まっていくんですが
・ツイッター/pixivには頻繁に投稿しよう
・ポートフォリオを公開しよう
・セルフブランディング
・SWOT分析(強み/弱み/機械/脅威)
etc
ほかのマーケティング系のビジネス書で
読んだことある内容ばかりです。
仕事を取るうえで
大事なのは分かります。
ただ、中盤のゲームデザインまでの構成しかり
R.E.C先生の背景の仕事術を
知りたい方にはオススメできます。
仕事につながる背景の描き方の全体的によかったとこ

ストレートに
現役のゲームデザイナーから学ぶ
背景とキャラデザ論、マーケティングを
ざっと知ることができます。
・前半:背景の描くためのノウハウとメイキング
・中盤:ゲームデザインの流れ
・後半:仕事の取り方など
後半で出てくる
マーケティングに関して言えば
イラストなど絵描きさんに
できていない方が多いのを
指摘しているのは同意できます。
「絵描きである前にビジネスパーソン」の意識を持つ
仕事につながる背景の描き方より
後半の内容に関しては
画力ありきの話なので
基礎から飛躍してます。
総括して、
「仕事につながる背景の描き方」に点数をつけるなら
60点です。
内容は広く浅く、
簡潔にまとまっているのが
惜しいように思う。
プロが何気なくやっている
絵描きのノウハウをもっと
つけてほしかったです。
本書の企画への文句になってしまうが
「着眼点がズレてませんか?」と私は言いたい。
背景の描き方がオマケで
むしろ背景が描ける方向けの
マーケティングと仕事術を
解説したいと本なのでは?

描き方から仕事取るまでの
すべて網羅しようとするのは
なんか薄い。
ライター業やSNSマーケなど
やってきた私からすると
「この本は何を言いたいのか?」
これが分かりにくい。
もしも私がやるならマーケティングや
背景の仕事論のみにして
描き方なら描き方で別にやる。
もしも、
R.E.C先生の背景の描き方を
学びたい方には後述で紹介する
月1950円で学べるCLASS101+にある
体系的に学べる内容になっています。
仕事につながる背景の描き方はこんな人にオススメ

・プロのゲームデザイナーの仕事術を知りたい方
・表紙メイキング動画、使用している素材やブラシが欲しい方
・絵描きの仕事を取るためのテクニックを知りたい方
私こと白ろりのレビューとしては
前半が薄く、
中盤から内容が増している印象です。
イラスト中級者向けで
サッと背景の描き方と理論を学んで
仕事を取るための戦略を学びたい方に
向いています!
購入はこちらから
R.E.C先生のオンライン講座はこちら(月1950円で見れます)
\下のリンクか画像をクリック!/